2ドアクーペより迫力有る

メルセデスベンツ、BMW、マセラティ、VW等、欧州車では4ドアセダン或いは5ドアハッチバックで有りながら、低い車高でクーぺのようなシルエットの4ドアクーぺが流行っていますね。

ポルシェ・パナメーラやアストンマーティン・ラパイドになると、超ド級4ドアのスーパースポーツです。

横から見れば4ドアである事は分かりますが、正面や真後ろから見るとポルシェやアストンそのもの。2ドアクーペより迫力有るかも知れません。

本来クーぺは、屋根付き2ドア二人乗りの車を指すもので、こう言った定義には欧州は厳格かと思いきや…そうでも無いんすね。

今では4人乗りの4ドアでもクーぺだもの。

この流行はメルセデスベンツCLS(05~)に端を発するものと言われます。

しかし、実はその10年以上前の日本に4ドアクーペを自認する車が有ったのです。

マツダ・ランティスクーぺ(93年~97年)です。

車体形状は5ドアハッチバックでしたが、マツダはこれをクーぺと言い張りました。

その前のファミリア・アスティナも5ドアクーぺと謳っていましたが、スラントしたフロントノーズ以外は割と普通の2BOXなので却下。

大ヒットしたトヨタのカリーナEDは車高が低いお洒落なパーソナルセダンですね。クーぺとは違うので却下。

やはり、近年流行している4ドアクーぺスタイルを先取りしていたのは、ランティスクーぺです。

当時は「クーぺと言うのは無理有るよ」と思わないでは有りませんでしたが、確かに個性的なスタイルでした。

野球帽を後ろ前に被ったみたいに、ルーフエンドから後ろに伸びるマツダスピード製リヤウィングは異様な迫力でしたよ。

衝突安全基準に最初に適合したとか、2リッターV6エンジンはポルシェと共同開発だったとか、話題は色々有ったのですが…人気は出ませんでした。

海外では良く売れた事、国内でもマニア受けはした事がせめてもの慰みですね。

ランティスクーぺは隠れた名車です。

この車が無かったら、今の4ドアクーペも無かった!

か、どうかは分からない…

奈良 風俗